カメラのプロパティ設定によって、パース感のない正投影図や、魚眼レンズで撮影したような画像をレンダリングする。
正投影法でレンダリングする
遠近感のない正投影法でレンダリングするには、プロパティパネルのCamera→LensでPerspactiveからOrthographic(正投影・垂直投影)に切り替える。このモードにはカメラの焦点距離と画角の設定がない。写す範囲を変えたいときはOrthographic Scaleを調節する。
Blender公式wikiで正確なクォータービューの画像を作成する方法が解説されている。以下のページの一番下、 Isometric Rendering(等角投影図法)の部分。
Doc:JA/2.6/Manual/Render/Camera/Perspective - BlenderWiki魚眼でレンダリングする
魚眼でレンダリングするには、プロパティパネルのCamera→LensでPanoramicに切り替え、Typeのプルダウンメニューから撮影タイプを選択する。
Fisheye Equidistant
現実のカメラレンズとは違うアーティスティックな表現用?らしい。設定項目がField of Viewだけなので、とりあえず魚眼風の表現をしたいというときはこっちでいいかも。
Fisheye Equisolid
現実のカメラレンズに基づいているらしい。カメラのセンサーサイズ(プロパティパネルのCamera→Camera→Sensor)にも影響される。細かく設定したいならこっちか。
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Lens
レンズの焦点距離(現実の魚眼レンズに合わせるなら10mm前後くらい?) -
Field of View
視野角(180°前後くらい?)
使用ソフトのバージョン: Blender 2.77a