せっかくBlenderを使っているんだから、アニメーション制作に使うツールを全部フリーソフトに移行したいと考えていた。現在ほぼ目標達成できたので使用ソフトをリストアップしてみる。理想はオープンソースソフトで統一することだけど、現時点ではとりあえず無料でありさえすればいいというレギュレーションでやってる。単なる自己満足なので厳密な縛りはなし。
3DCG統合環境&動画編集
Blender モデリング、レンダリング、アニメーション、エフェクト、映像編集等に使用。もうほんと無料でこんなにいろんなことができちゃって使いきれないくらいの機能があって夢みたいなソフト。ちょっぴりでも開発に貢献したくて公式DVD買ったりはしてる。時間と精神に余裕ができたらBlender Cloudに会費払う(追記:会費払って加入した)。
テクスチャなどの画像作成
Krita Blenderと同郷のオープンソースなペイントソフト。バージョンアップでかゆいところにどんどん手が届いてきた感ある。ラスター描画に使うほか、バージョン3で搭載されたアニメーション機能を動画コンテに試用してみている。法線マップブラシとかも活用していきたい。
GIMP フィルタ中心の画像操作に使用。Kritaでできることはなるべくそっちでやってる。
Inkscape ベクター描画に使用。5年ぶりくらいに触ったらかなり使いやすくなってた。Kritaでできることはなるべくそっちで。
IrfanView Photoshopで愛用していたプラグインのうちいくつかがGIMPで動作せず、代替手段を探したらIrfanViewでは無事動いてくれた。画像のバッチ処理にも使う予定。
動画コンテ制作
Animation Desk+ iPad版 手描きアニメーションを手軽に作れるよ系アプリ。私は動画コンテ作成に利用。ただの殴り描きにしか見えないだろうけど、動作タイミングの目処を立てておくだけで制作がスムーズになる。PCに向かわなくてもいつでもどこでもアイデアを練れるし、全フレームを一気に見渡すのが楽なところも気に入ってる。有料版にアップグレードしたほうが使いやすそうだけどまあいいや。
音楽・SE制作
Studio One 3 Prime 音楽知識の乏しい私にもわかりやすいDAW。もともと使ってた有料版を無料のPrimeにダウングレードした。Primeだと内蔵音源が少なくなるのとVSTプラグインを利用できないのがネック。短いループBGM作る程度だし、音源はサウンドフォント等で補給できるし、あんまり機能が多くなっても使いこなせないからまあいいや。
FL Studio 体験版 体験版では「保存したプロジェクトデータを開くことができない」以外の試用期限はないとのこと。SE制作によさそうなので活用しようかと思っている。家族が製品版を所有してるので、多分ガイド本が家のどこかに埋まってる。
音声合成
CeVIO Creative Studio FREE(配布終了)
声色が1種類しかないけどたまたま使いたいイメージに合ってた。メーカー配布終了済み。公開期間中にダウンロードしておいて良かった。Windows7から他の環境に乗り換えるときが来たら使えなくなる可能性大。その場合はWin10でもUbuntu+Wineでも動くらしいUtauに移行だろうか。
(追記:Windows10でも一応動作することを確認。認証サーバーが止まってしまえばそれまでだけど…)
他にUnreal Engine 4、Houdini Apprentice、BlackMagic Fusion、Natron、Nuke Studio Non-commercial、Effekseer、MARI Non-commercial、Terragen Freeなどの無料ソフトをインストール済みでほぼDL厨みたいになってるが、結局大概のことはBlenderでやりたくなってしまう。UE4やMARIはもっとちゃんと勉強したいし積極的に使っていくようにしよう。DAZ StudioやMakehumanは実験的に使うことはあるものの、自分の今の作風には合わないのでアニメーション作品にはあまり使わなさそう。