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Road to 3DCG

Blender | Cycles RenderとBlender Renderの出力をコンポジットノードで合成する

2016-01-10

パーティクルにHaloを使いたいときなどはCyclesでレンダリングされないようなので、一部だけをBlender Renderでレンダリングしてコンポジットノードで合成。ここでは元画像にパーティクルのピクセルを加算して雪を降らせた。

(追記:CyclesでのHalo表現にはpoint densityを使うといいのかも? とりあえず異なるレンダラーの合成方法のメモということで) Halo particles don't render in Cycles - Blender Stack Exchange (追記の追記:Cyclesでは小さな板状のオブジェクトをパーティクルインスタンスにして、コンポジットで光らせる方法に落ち着いた)

パーティクル要素としてHaloを選択してある。

デフォルトのシーンのレンダラーをCyclesに設定してある状態からスタート。infoヘッダーでSceneの+ボタンを押して新規シーンを作成。ポップアップメニューからLink Objectを選ぶ。元のシーンのオブジェクトが新規シーンにそっくりそのままリンク複製される。

新しいシーンを「Scene-snow」という名称にした。こちらはレンダラーをBlender Renderに変更。

マスクで抜いたりせず単純にレンダーレイヤー2枚のピクセルを加算するだけなら、「Scene-snow」のWorld背景を黒にしとけばいいかなと。

オブジェクトとパーティクルのレンダーレイヤーをわけておく。オブジェクトはRenderLayer、パーティクルはsnowfallというレンダーレイヤーに描画させることにした。レイヤー名の右にあるチェックボックスで、「Scene」ではRenderLayer、「Scene-snow」ではsnowfallをレンダリングするよう設定。

コンポジットノードにて、「Scene」のRenderLayerと「Scene-snow」のsnowfallをAddで合成。用途によってはそれぞれのレンダーレイヤーを別々に画像出力しておき、後からVSE等で合成してもいいと思う。

使用ソフトのバージョン: Blender 2.76b